普段はガソリンスタンドに燃料を入れに行くことはあっても、なかなか車のボンネットを開けて安全点検などする人は少ないと思います。最近の車はどんどん性能もよくなっていて、あまり整備が必要ではなくなってきていることもあり、ますます自分の車のボンネットを開けたことがないユーザーが増えてきているようです。これは特に女性ドライバーに多く、教習所などで教わっているにも関わらず、運行前点検などに無関心な人がたくさんいます。
普段から自分の車の状態を熟知して、整備出来ているのはプロのドライバーではないでしょうか。整備の重要性を知っているからこそ、自車の運行前点検や折につけての整備点検を行っているようです。この運行前点検を、一般ドライバーも是非とも習慣づけたいものです。毎日は無理でも、月に1度ガソリンスタンドで見てもらうところから始めるのも良いのではないでしょうか。
年末年始やお盆時期など、高速道路などで故障車による渋滞などよくニュースでみかけます。その多くは普段乗りなれないドライバーだったり、点検などをしていないドライバーのうっかりミスが多いようです。高速道路などで車が故障した場合、高速道路の退避帯などに緊急用の電話がありますのでその電話で道路公団などに連絡をするようにしなくてはいけません。ですが、その前に故障車としての対処法をきっちりとしておかなくてはいけません。まずハザードをつけて後続車に異常事態を知らせながら路側帯に停車すること、発煙筒をつけることなど、事故や故障時の対処法は教習所で教わっていますので、思い出せば大丈夫ですし、車によっては車検証と一緒に保管していることの多い取り扱い説明書にも出ていますので、まずは落ち着いて対処することです。
小さな故障なら良いのですが、エンジンオイル不足によるエンジンの焼き付けなどの故障でしたら、車の売却時にかなり金額が違ってきますので、このような大きな故障の時は車の一括査定サイトなども利用して確認しておきましょう。
Comments are closed